【名作と傑作】小学生のうちに読んでおきたい人気おすすめ本10選

読書は、小学生のうちから身に付けておきたい習慣ですね。子供のころから読書を継続的に行うことで、知識や感性が育ち、豊かな人間になっていくと言われています。では、子供が読むべき本とは、どんなものなのでしょうか。今回は小学生におすすめしたい本10選をご紹介します。
公開日:2020.08.31 更新日:2020.08.31

小学生が読書の習慣を身に付けるには

「読書は大切」。多くの人がこの言葉を耳にしたことがあると思います。実際に全国の小学校では、子供に読書の習慣を身に付けてもらうため、読書時間や読書週間を設けている学校もあります。読書は、学習の中でも重要視されているものなのです。

子供に積極的に本を読んでもらうには、やはり「面白い本」を与えることが大切です。続きが気になる・もっと読みたいと思うような本を読むことで、子供が本を好きになり、結果的に読書の習慣が身に付きます。


「面白い本」とは、子供の年齢に合った本であること、子供が興味を持ちそうな本のことです。「児童書」と呼ばれる小学生向けの本は、文章の表現から使用する漢字、フォントのサイズまですべて小学生でも読みやすいように計算されています。今回は主に児童書から、おすすめの10冊をご紹介します。

読書で得られる効果とは?

読書には様々なメリットがあります。では小学生が読書の習慣を身に付けると、どんな効果があるのでしょうか。

読書は受験や人生の役に立つ

読書は、小学生が大人になっていくために必要なことを教えてくれます。それは直接的な能力だったり、他人との関わり方だったりと様々です。読書によって得られる具体的な効果をご紹介します。

読解力や語彙力が身に付く

読解力と語彙力は、人生において大切なものです。読解力がなければ文章を適切に読むことが出来ず、語彙力が無ければ他人とのコミュニケーションが厳しくなります。読書は、その2つを育む手助けをしてくれます。

読解力とは「文章理解力・語彙力」のことです。国語力とも呼ばれています。文章を正しく理解し、内容をしっかりと判断出来る能力は、読書によって大きく養われます。

 

また、読書によって語彙力も身に付くと言われています。日常会話では聞きなれない単語や漢字を目にすることにより、表現の幅がぐんと広がります。読書をすることで、会話能力も自然と上がって行くと考えられます。

集中力が身に付き、自分と向き合う時間になる

集中力はとても大切なものです。集中力が身に付けば、没頭して勉強することも可能です。その集中力を養うために、読書はとても効果的です。

読書をするには集中力が必要です。本は文字のみの情報なので、テレビや動画に比べて、内容を理解するためには頭を働かせなければいけません。没頭して本の世界に入り込み、文章を読み進めることによって、集中力が育まれていくのです。

 

また、読書は自分自身の世界に入って行く作業でもあります。読書は本と読み手による一対一の対話です。読み手は、著者の考えや登場人物の行動などと、無意識に自分の価値観とそれらを対比して考えていきます。多感な小学生にとって、とても大切な作業です。


現代では、インターネットを通してあらゆる所から情報が入ってきます。たくさんの情報を取得することも大切ですが、時には自分と向き合って、価値観の確認も大切です。読書をすることによって、自分自身と向き合う時間にもなるのです。

想像力が身に付く

読書によって得られる効果は、他人との関わり方にまで及びます。その他人との関わりにおいて大切なのが「想像力です」。

読書は想像力を育みます。文字だけの情報で、登場人物の容姿から風景描写までを自分で想像しなければならないからです。挿絵が豊富に入っている児童書でも、ある程度の想像力は必要になってきます。

 

この想像力を身に付けることにより、他人の気持ちを理解で出来るようになると言われています。子供のころに読書をした人ほど、社会性が高くなる傾向があると言う結果も挙げられています。

 

また、想像力が鍛えられることで、視野も広がります。他人の気持ちを理解し、今までの自分とは違った視点で物事を見ることが出来ます。

小学生におすすめの本10選

小学生におすすめの本をご紹介します。対象学年も掲載しているので、子供の年齢に合わせた本を選んでみて下さい。
エルマーのぼうけん
エルマーのぼうけん
HMV&BOOKS online 1号店

エルマーのぼうけん

価格: ¥1,320 (税込)

少年とりゅうの大冒険

歳をとった猫から、どうぶつ島にとらわれているりゅうの子供の話を聞いたエルマーは、りゅうの子供を助けるために冒険へと出発します。エルマーの知恵と勇気で、あらゆる困難を乗り越えていく冒険物語です。

 

初版は1963年に発売の、大ロングセラー本です。エルマーのどきどきわくわくする冒険が、子供たちに大人気です。幼稚園などでも読み聞かせによく使われています。自力で読むのなら、小学校低学年からがおすすめです。

ガラスのうま
ガラスのうま
HMV&BOOKS online

ガラスのうま

価格: ¥1,540 (税込)

子供に寄り添ってくれる1冊

元気な男の子「すぐり」が、自分のせいで前脚が折れてしまったガラスの馬を追いかけて、不思議な空間へと迷い込む冒険物語です。すぐりの揺れ動く心情と、どんどんと変化していく空間が、色鮮やかに描かれています。

 

2002年に新見南吉児童文学賞、野間児童文芸賞を受賞しました。子供の視線で書かれた本書は、小学校低学年くらいの児童の気持ちに、ぴったりと寄り添ってくれる1冊になるでしょう。

一さつのおくりもの
一さつのおくりもの
HMV&BOOKS online

一さつのおくりもの

価格: ¥1,210 (税込)

「贈り物」の意味を考えさせてくれる本

「かいがらのおくりもの」と言う絵本が大好きなクマタ。ある日、山の向こうの村で大水害が起こりました。クマタたちも子供ながら「ぼくたちも本の贈りものをしよう」と考えます。クマタは大好きな絵本を贈るかどうか、真剣に悩み始めます。

 

「贈り物」について深く考えさせられる絵本です。自分の一番大切なものを、誰かに贈ることができるでしょうか。ぜひ読み終わった後、親子で話し合ってほしい1冊です。

あらしのよるに (あらしのよるにシリーズ)
あらしのよるに (あらしのよるにシリーズ)
楽天ブックス

あらしのよるに (あらしのよるにシリーズ)

価格: ¥1,815 (税込)

白ヤギとオオカミの友情を描いた、傑作童話

雨が降り続ける嵐の夜、白いヤギは小さな小屋に逃げ込みます。小屋には足を怪我したオオカミも入って来ます。真っ暗でお互いの姿も確認できないなか、本来なら捕食関係である白いヤギとオオカミが、次第に打ち解けていきます。

 

映画化や舞台化もされた話題作です。相手の姿形や先入観にとらわれず「友達とは何か」を考えさせられるお話でもあります。子供の情操教育におすすめの1冊です。

チョコレート戦争
チョコレート戦争
もったいない本舗

チョコレート戦争

価格: ¥327 (税込)

子供の名誉をかけた戦い

憧れのケーキ屋さんの窓ガラスが割れ、たまたま居合わせた明と光一が犯人扱いされてしまいます。弁明しても信じてもらえない悔しさから、光一は子供たちの名誉をかけてケーキ屋さんに戦いを挑んでいきます。


登場人物たちが生き生きと描写され、まるで本の中に友達がいるように感じさせます。この本を読む子供たちは、登場人物たちに共感し、夢中になって応援していくでしょう。小学校3年生くらいの子供におすすめの本です。

 

 

レンタルロボット
レンタルロボット
HMV&BOOKS online

レンタルロボット

価格: ¥1,320 (税込)

兄弟がいる人にも、いない人にも読んでほしい名作

弟が欲しいと願っていた健太は、おこづかい全部とひきかえに「弟ロボット」をレンタルします。最初は小さくて可愛い弟を可愛がっていたのですが、次第におやつやお母さんの膝の上を取られたりと、いいことばかりじゃないことに気が付いていきます。

 

この本は兄弟がいる楽しさと辛さ、喜びと悲しみを教えてくれる1冊です。

願いがかなうふしぎな日記
願いがかなうふしぎな日記
HMV&BOOKS online

願いがかなうふしぎな日記

価格: ¥1,430 (税込)

願いの叶え方を教えてくれる本

亡くなったおばあちゃんから「書くと願いが叶う日記」をもらった光平。その日記に書いた願いは、不思議と叶っていきました。だけど「泳げるようになりたい」と言う願いだけが、なぜかどうしても叶わず、光平はあることに気が付きます。

 

日記を通じて大切なことを学んでいく物語です。魔法のように叶う願いもあれば、自分で動いて叶う願いもある。「願いとは何か」を教えてくれる1冊です。小学校4年生以上の子供におすすめです。

霧のむこうのふしぎな町
霧のむこうのふしぎな町
HMV&BOOKS online

霧のむこうのふしぎな町

価格: ¥1,430 (税込)

平凡な女の子の、ふしぎな夏休み

小学6年生の夏休み、リナは父親に勧められ、「霧の谷」に一人で向かいます。だけど霧の谷は、下宿先の女主人ピコットばあさんを始め、住人全てが「魔法使いの子孫」である不思議な町でした。

 

特別な能力もない平凡な主人公が、次第に成長していく姿が絶妙に描かれています。何も出来ない自分でも、相手を思いやって行動すれば、それでいいんだと教えてくれます。多感期の小学校高学年の子供たちにおすすめの本です。

十五少年漂流記
十五少年漂流記
HMV&BOOKS online

十五少年漂流記

価格: ¥704 (税込)

古典冒険小説の傑作

船が流され、無人島に漂着したのは15人の少年たち。大人が誰もいない環境で、15人が生き延びるために知恵と勇気を振り絞る、名作冒険小説です。少年同士の対立や友情、悪と戦う様子が生き生きと描写されています。

 

1888年に発表され、数多くの少年たちを魅了してきた冒険小説の傑作です。その魅力は現代の少年たちも惹き付けて止みません。あまり本に興味がない男の子に、ぜひおすすめしたい1冊です。

モモ
モモ
モモ
モモ モモ モモ
岩波書店

モモ

価格: ¥880 (税込)

時間泥棒と戦うモモの物語

全ての生き物が平等に持っているもの、それは「時間」です。誰もが24時間、自分の時間を生きています。でも、もしその「自分の時間」が誰かに盗まれてしまったら?そんな時間泥棒たちに、モモはひとりで立ち向かいます。

 

「時間」とは何かを問う、哲学的な物語です。ですが難しいことはなく、読み手はモモを通じて時間の大切さ、人間としての生き方を学びます。本当の豊かさを教えてくれる、子供にも大人にもおすすめしたい1冊です。

まとめ

小学生から読書の習慣を身に付けておくと、大人になってからとても役に立ちます。そのためにも、子供が興味のある本を与えることがとても重要です。今回のおすすめを参考に、ぜひ子供が好きそうな本を選んでみてくださいね。

参考サイト

written by