【漫画付き解説本も】高校生にこそおすすめしたい人気の経済学本10選

経済学は、高校生でも学びやすいような解説本がたくさんあります。しかし、初めての人がいきなり専門書を選ぶのはおすすめできません。この記事では、そんな高校生向け経済学本の選び方、おすすめの経済学本を紹介しています。経済学をこれから学ぶという方は参考にしてください。
公開日:2020.05.25 更新日:2020.05.25

高校生でも読みやすい経済学本はたくさんある

高校生が経済学に興味を持つ理由には、純粋に興味があるから、進学先の大学で経済学部に入る予定だから、などの様々な理由があるでしょう。いずれにしても、新しいことに挑戦して学んでみようという意欲はとても大切なことです。

 

せっかく沸いてきた意欲を挫折でムダにしないためにも、学習本選びは重要です。難解な本を選んでしまうと、理解が追いつかず、難しい印象を強めてしまったり、あきらめてしまったりする原因にもなりかねません。

 

ですが、初めて学ぶ人でも読みやすい経済学本は、世の中に多くあるため安心してください。この記事では、高校生向けに楽しく学べるような経済学本の選び方とおすすめの本を紹介しています。経済学を学ぼうとしている方はぜひ参考にしてください。

高校生に向いた経済学の本の選び方

次では高校生向けの経済学本の選び方について説明します。どんな本を選んで学習すればよいかが明確になるでしょう。

内容で選ぶ

経済学は主に2つの分野に分かれており、知りたい内容によって選ぶべき本も変わってきます。次では経済学の分野について紹介するので、本を選ぶときの参考にしてください。

ミクロ経済学

ミクロ経済学は、主に個人や企業などの行動や意思決定に焦点を当てた学問です。個人や企業の経済活動を見て、市場の価格決定がどのように行われるか、資源がどのように分配されるかを分析します。

 

マクロ経済学と異なる点として、ミクロ経済学は理論的学問と言われています。簡単に説明すると、理論だけが先行していて現実味に欠ける面があるということです。実際には、実情に沿った分析を行うマクロ経済学と組み合わせて活用されます。

 

ミクロ経済学は、家計など身近なもので経済を学んでいけるため、マクロ経済学よりは取っつきやすい印象があります。一般的には、経済学はミクロ経済学から学ぶことが多いです。

マクロ経済学

マクロは巨視的という意味があります。個人や企業という小さな経済主体を扱うミクロ経済学と違い、マクロ経済学では、より大きな単位である国や政府のお金の流れを扱います。国内総生産(GDP)などの統計データから消費、労働市場、金融などの動きを見て分析をするのが特徴です。

 

マクロ経済学は実践的学問と言われています。統計という実態に沿ったデータをもとに経済について考えるため、ミクロ経済学よりも現実的な分析ができるからです。一般的にはミクロ経済の後にマクロ経済学を学ぶことが多いです。

読みやすさで選ぶ

経済学の本は、専門書から初学者向きの本まで様々な種類があります。次では、高校席でも読みやすい経済学本の種類と特徴についてご紹介します。

初心者や学生を対象にした経済学本を選ぶ

初めて経済学を学ぶ人は、初学者や学生が読むことを想定した入門本を選ぶのがおすすめです。通常の経済学の本は、基礎的なものでも数式や専門用語を使って説明されることが多く、初めて学ぶという方にはハードルが高く感じるでしょう。

 

初学者向けの入門本なら、難しい用語や数式を使わず、誰にでも分かりやすい表現で書かれています。文章に難しい印象がないため、学習も挫折しにくいです。

経済学を漫画で解説した本を選ぶ

長い文章を読むのが苦手、楽しく学びたいという方には、漫画で解説した経済学本をおすすめします。絵や図、ストーリーの力により、楽しみながら経済学について学べるのが特徴です。

 

漫画という性質上、内容の網羅度や掘り下げは文章がメインの解説本と比べて控えめです。しかし、簡潔に経済学の要点を知れる絵や図が付いていて直観的に分かりやすいという良い面があります。また、漫画なら気軽に読もうと思いやすく、経済学を知る初めの第一歩としてもおすすめです。

有名な学者や教師・講師が解説した本を選ぶ

経済学をしっかりと文章で学んでいきたいという人は、有名な講師や教師が書いた本を選ぶことをおすすめします。内容の密度は高いですが、経済学に初めて触れるという人を想定した表現で書かれているため、頭に入りやすいです。専門的な言葉を避けつつ、しっかりと経済学の基礎が身につくような内容になっています。

 

目的から選ぶ

経済学の本を何のために読むのか、目的によっても選ぶべき本が変わってきます。次では、目的別での本の選び方を見てみましょう。

そもそも経済学とは何かを知りたいなら入門本

経済学について全体的に知りたいなら、本のタイトルに「入門」「~ための」「~からの」などの言葉がある初学者向けの本がおすすめです。分かりやすい解説で経済学の全体を知れます。同じ経済学の本でも、タイトルの時点で難しそうに思える、取っつきくいものは選ばない方が良いでしょう。

家計や企業などの身の回りの消費活動から学ぶならミクロ経済学

ミクロ経済学では家計などの身近なものを例にするため、生活の中にある経済を実感しながら解説を読めます

 

自分の生活と結び付けて理解しやすいこともあり、一般的にも経済学はミクロ経済学から学習が始まることが多いです。特に理由がなければ、ミクロ経済学から学ぶのがよいのではないでしょうか。

国や政府のお金の流れから学ぶならマクロ経済学

国や政府の経済政策や国際的なお金の流れに興味があるなら、マクロ経済学がおすすめです。一般的にはミクロ経済学が先ですが、マクロ経済学で学んだことはミクロ経済学でも活きるため、どちらから学習しても問題はありません。

高校生におすすめしたい人気がある経済学の本10選

高校生におすすめできる経済学の本をご紹介します。どの本も人気があって評価が高いものです。自分が学習しやすそうな本を見つけてみてください。

高校生からの経済入門 /中央大学経済学部(編者)
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高校生からの経済入門 /中央大学経済学部(編者)

価格: ¥200 (税込)

やさしく分かりやすい表現で経済学の全体像が分かる

中央大学の教員が書いた経済学の全体像を学べる入門書です。大学へ行くコストや少子化、物価など、身の回りの経済から環境問題、国政問題など大きな経済にも本書では触れられています。

 

高校生からというタイトルの通り、学生でも理解できるような分かりやすい表現で内容が解説されており、経済学を初めて学ぶという方にもおすすめです。

高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
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高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

価格: ¥1,650 (税込)

経済学の数式が分からなくても経済理論が理解できる

現役高校教師が書いた経済学の本です。国内総生産(GDP)、貿易、財政などのマクロ経済学を中心に解説しており、難しい経済理論を分かりやすい表現で学べるのが特徴です。

 

通常では、経済学の経済理論を学ぼうと思うと、複雑な数式を理解する必要があります。しかし、本書では、数式を使わずに経済理論を分かりやすく解説しているのが特徴です。そのため、数式に苦手意識がある方でも非常に読みやすいです。

高校生のための経済学入門 ちくま新書 / 小塩隆士
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高校生のための経済学入門 ちくま新書 / 小塩隆士

価格: ¥858 (税込)

実感を持ちやすい身近な経済問題から経済学が学べる一冊

身近な経済問題をテーマにして経済学を解説している本です。小難しい理論の話は少なく、ニュースで日々流れているような身近な経済問題を例にして経済学の初歩的なことが知れます。

 

ニュースで見聞きするようなことを例に解説が進むため、現実生活と経済学の繋がりを理解しやすいです。本書を一読すれば、新聞やニュースで出てくる経済的な話を理解しやすくなったという声もあります。

 

経済学に興味はあるけれど、難しくって取っつきにくいと感じている方に特におすすめな本です。

新版 アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書 小川正人
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価格: ¥2,985 (税込)

アメリカの高校生と同レベルの実践的な経済学が学べる

アメリカの高校生が学んでいる経済学の内容を元にして書かれた本です。日本の実態に合わせてアレンジした上で解説されているため、日本人が読んでも非常に勉強になります。

 

初めに最も身近な経済活動である家計を通して経済を学べるようになっており、自分の生活と関連付けて理解しやすいです。家計の後は、企業や金融、国際経済とミクロからマクロ経済へと範囲が広がっていき、経済学全体を分かりやすく学べます。

 

経済学の知識を生活でも活かしたい、実践したいという方におすすめな本です。

東大生がつくった マンガ やさしい経済学入門 / 東大まんがくらぶ
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東大生がつくった マンガ やさしい経済学入門 / 東大まんがくらぶ

価格: ¥1,078 (税込)

気軽に触れるならこれ!エンターテインメント感覚で楽しく経済学を学べる

東大生が経済学について漫画で分かりやすくまとめた本です。簡単なストーリー仕立てとなっており、一国の女性君主(姫)が経済学で国を救うという話を通して経済学を学べます

 

ミクロ経済学からマクロ経済学まで一通りの内容を含んでおり「経済学とは何か」を全体的に知ることが可能です。解説本と比べると、経済学の詳細な説明には踏み込んでいないものの、内容の複雑さがない分、要点がシンプルにまとめられていて分かりやすいです。

 

難解な専門用語を読むのが辛い人、とりあえず経済学について簡単に触れたい人、分かりやすい本が読みたい人など、高校生を含む多くの初学者に進められる本です。

この世で一番おもしろいマクロ経済学 みんながもっと豊かになれるかもしれない16講 [ ヨラム・バウマン ]
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この世で一番おもしろいマクロ経済学 みんながもっと豊かになれるかもしれない16講 [ ヨラム・バウマン ]

価格: ¥1,650 (税込)

世界経済に興味があるならこの一冊!面白おかしくマクロ経済学を学べる

マクロ経済学を漫画で分かりやすく解説した本です。著者であるヨラム・バウマンは、お笑いエコノミストを自称しており、お笑いと経済学を両立させていることで有名です。

 

本書も笑いと経済学が組み合わさった異色の経済学本となっており、面白おかしくマクロ経済について学べます。国家の国内総生産(GDP)から貿易、為替など、世界経済の動きをユーモア混じりの解説で読むことができ、難解な印象を感じにくい作りになっています。

 

グローバル経済の話を理解したい方やマクロ経済学に興味があって知りたい方などにおすすめです。

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編 / ティモシー・テイラー
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編 / ティモシー・テイラー
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スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編 / ティモシー・テイラー

価格: ¥1,650 (税込)

名門大学教師が教えている経済学の基本を分かりやすい表現で詳しく学べる

アメリカ名門スタンフォード大学で教師を務めるティモシー・テイラー著のミクロ経済学の本です。学生が選ぶ講義が上手な教師1位にも選ばれている人物でもあります。さらに、監訳は池上彰が行っています。

 

絵や図での解説はありません。しかし、難しい例えを使わず食べ物など身近なものを使って説明されるため、頭に入りやすいのが本書の特徴です。専門用語が出てきたときでも、丁寧な注釈と意味が記載されているため読みやすいでしょう。

図解 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる / 井堀利宏
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図解 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる / 井堀利宏

価格: ¥1,018 (税込)

東大レベルの経済学が最短10時間で学べる驚きの一冊

大学で学ぶ経済学の内容が一冊にまとめられています。経済学を学ぶ上で必ず知っておきたいポイント20項目を一日30分ずつに分けて学べるような作りになっており、合計10時間で大学4年間で学ぶ経済学の習得が可能です。

 

本編では、文章のほかに図解を取り入れて解説がされているため、イメージと一緒に内容が入ってきやすいという特徴があります。また、漫画版もあるため、文章が苦手な方は漫画の方を読むとよいでしょう。

教養としての経済学 生き抜く力を培うために / 一橋大学
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価格: ¥1,980 (税込)

経済学を学ぶ意味や人生でどう役に立つのかが明確になる一冊

経済学そのものではなく、経済学がなぜ必要か、どこで役に立つのかなど、経済学の必要性に重点を置いた一冊です。解説本ではなく一橋大学の教員が書いたエッセイ集で、経済学を学ぶそもそもの意味について楽しく読んで考えられます。高校生や新入大学生を対象にしているため読みやすいです。

マンキュー入門経済学 第2版 /N.グレゴリーマンキュー
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マンキュー入門経済学 第2版 /N.グレゴリーマンキュー

価格: ¥2,090 (税込)

世界でスタンダードな経済学の教科書

世界中の経済学の授業で最も読まれているテキストです。ハーバード大学の教授が書いており、経済学の基本的な部分を一冊で学べます。

 

入門書的な位置づけではあるものの専門書に近いため、まったく経済学を知らないという人には少し内容が難しい可能性があります。経済学を学ぶ意欲が高い人におすすめです。

日常生活を経済学的な視点で見つめなおせる

経済学に限ったことではありませんが、経済学を学ぶことで、多角的な視点を持てるようになります。つまり、自分の物事を見る視野が広くなるということです。

 

具体的には、経済ニュースを漠然と見るのではなく深く理解する、物事を経済学的な視点で捉えて観察したり考えたりできるといったことです。生活と経済は切っても切れない関係にある以上、知っておいて損はない学問でしょう。

まとめ

以上が高校生向けのおすすめな経済学本と選び方でした。私たちが毎日のように行っている支払い行為も立派な経済活動です。自分が支払ったお金がどう流れていくのか、お金の全体像を知れるのが経済学なため、社会を知るためにも積極的に学んでみてはいかがでしょうか。

参考サイト

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